希硫酸ガスに関する記述

http://www.furukawadenchi.co.jp/enviro/pdf/h2so4.pdf

4.応急措置

  1. 電解液が目に入った場合: 少量でも目に入った場合は、直ちに多量の流水で15分間以上洗眼し、その際眼瞼を 指でよく開らいて、眼球・眼瞼の隅々まで水がよく行き渡るようにして洗う。 速やかに眼科医の治療を受けること。医師の指示無しに点眼薬,塗り薬等を用いてはな らない。
  2. 電解液が皮膚に付着した場合: 直ちに多量の水で充分に洗い続ける。この場合、アルカリ液を用いて中和してはな らない。部分的あるいは多量に衣服に付着した場合は、多量の水で洗い流した後に衣服を脱ぎ取りさらに多量の水で洗い流す。薬傷がある場合は、速やかに医師の治療を受けること。医師の指示なしに塗り薬等を 患部に塗ってはならない。
  3. 電解液を飲み込んだ場合: 直ちに口の中を多量の水で洗った後、水を多量に飲ませて速やかに医師の治療を受け ること。一旦飲み込んだ電解液や水は、吐き出させようとしてはならない。
  4. ミストを吸引した場合 直ちに吸引した場所から新鮮な空気が得られる場所に患者を移し、速やかに医師の治 療を受けること。