せんば「自由軒」「名物インディアンカレー&カツレツコンビ」

 船場センタービル9号館地下2階を襲撃。
今日は大阪レトロでいっとこ。
という事で、せんば「自由軒」さんに決定。
昭和43年以来の伝統の味だとか。
ちなみに心斎橋店はとっくの昔になくなりました。


  • せんば「自由軒」さんのPR

  • 織田作之助自由軒

    かの有名な大阪の鬼才作家織田作之助の小説「夫婦善哉」(昭和十五年)は、昭和十五年の第一回文藝推薦作品として紹介され、それが文壇デビューとなりました。その「夫婦善哉」の中で当社のカレーを紹介しております。
    夫婦善哉(めおとぜんざい)
    二日酔ひで、頭があばれると蒲団にくるまって、うんうんうなっている柳吉の顔を、ピシャリと撲って、何となく外にでた。 
千日前の愛心館で、京山小圓の浪花節を聞いたが、一人では、面白ひとも思へず、出るとこの二、三日飯も咽喉通らなかったこととて、急に空腹を感じ、楽天地 (旧歌舞伎座の前身の場所) 横の自由軒で、玉子入りのライスカレーを食べた。

    「ここのラ・ラ・ライスカレーは、ご飯にあんじょうま・ま・まむしてあるよってうまい」と、ほめて柳吉が云った言葉を想ひだしながら、 カレーのあとのコーヒーを飲んでいると、いきなり甘い気持ちが湧いた。 こっそり帰ってみると、柳吉は、いびきをかいていた。
    この中にある「玉子入りライスカレー」が現在の「名物 混ぜカレー」になります。
創業明治四十三年以来より代々受け継がれてきた伝統の味をご提供いたしております。














    定番の「名物インディアンカレー&カツレツコンビ」(スープ付)を発注。










    まぜまぜカレーの真ん中に玉子が投入されている。
    ソースを少量たらして食うのが定番。
    カツレツは大幅に改善されて分厚くなっていた。
    過去のカツレツはペラペラだったのを記憶している。
    カツレツのデミソースはなかなか。
    まぜカレーのお味はまずまず。
    又こよう。

  • せんば「自由軒」さんのHP
  • 住所 大阪市中央区船場中央 3-3-9B-203 【船場センタービル9号館地下2階】
    TEL 06-6251-3428
    休日 日曜・祝日


    過去の日記
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    id:nakan036:20061206
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