建築に携わる人間として!

 今日の朝日新聞の朝刊及び夕刊には阪神大震災の記事が数多く記載されていた。又、TVでも復興に関する各種特集が組まれていた。いつも朝のラッシュの中で朝刊を読んでいるが、今日は全文を読めない記事が多くあった。11年間封印していたお母さんの記事。涙が出そうで途中から読めなかった。

倒壊した住宅から、息子さんが足を挟まれている状況の中、「すぐ助けに来るからね」と声をかけ、お母さんはなんとか脱出した。お母さんは腰の骨が折れていたらしく、住宅からはなれてからは身動きがとれなくなった。あっという間にあたりから火がでる。住宅の中から子供が「熱いよ・・・おかあさん!」お母さんは何も出来なかった・・・目の前で子供が死んでいく姿に対して何も出来ない自分。

これが本当の地震の恐ろしさである。6434人の方が亡くなっている。戦後最大の自然災害だとか。
耐震偽装の問題とラップさせながらメディアは問題提起している。
明日起こるかもしれない大地震にどれだけの方が危機感をもって生活しているだろうか?
私は建築に携わっている事もあり、地震に強い住宅創りをこれからもすすめていく。
多くの方に地震の怖さを知って頂く為にもこれからも阪神大震災の教訓は語りついでいこう。
近畿地方では南海・東南海地震の発生確率が高まっている。
ある方がセミナーで言っていた。災害の時に頼れるのは自分自信のネットワークだとか。
これからも私は日記を書き続ける事にしよう!